12/02/2012

笹子T事故の根本的解決策は天井板撤去

中央道笹子トンネル天井板崩落事故だが、たぶん原因は天井コンクリート板を支える中央の吊り鋼材が外れたか、破断したかだろう。管理の点検は二ヶ月前に実施したと言うが、天井板の上に入って鋼材を点検してはいないみたいだ。今後だが、天井板のその換気用ダクト空間に入っての持続的な点検は無理だろう。

それよりも、天井板を張ってまで専用の換気空間を確保する必要があるかどうか?建設当時に比べ、車両性能は改善され、とくに、トンネル内走行性に支障のある黒煙排気は今の車両からは各段に排出が少なくなっている。だから、天井板を全部撤去するようになる解決策になると思う。

代わりには、ジェットファン(天井に吊された巨大な扇風機・・・ジェットエンジンに似ている)で通行空間を利用する強制換気か、もしくは、両抗口の自然気圧差を利用する自然換気に頼るかだろう。専門的になるが、長大トンネル向けの横流式換気から一般トンネル向けの縦流式(トンネル縦方向)換気へ、ということになる。

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