8/23/2023

暑い日は危険を冒してでも外に出よう!!

今日も暑い。その危険な暑さのなか、渋谷に出かけた。行き交う人の半数は外国人(旅行客)という印象だ。世界の中で最も暑い東京の観光を楽しんでいるようだ。彼らを含んでマスクをしている人はほとんどいない。マスクだと危険度を増す。マスクして熱中症で死ぬ確率と、ノーマスクでコロナで死ぬ確率を比較(リスク評価)した結果だろう。そのことも含め「個人の判断」だ。

熱中症の危険が叫ばれ始めたのは、コロナ流行の折からだ。昔の少年時代のことを想い起こすと、夏は今と同じように暑かった。熱中症(日射病と言った)で死ぬ人もいたはずだが、ニュースにはならなかった。いまは熱中症警戒で外出しない高齢者がいる。それが心身のフレールを来たし、寿命を縮める。難しいものだ。これも自己責任だろう。世間の言うことに従っていて早死にしても文句は言えない。死に至る原因はコロナと熱中症だけでない。この二つを避けているだけではリスク管理にならない。

リスクと言えば渋谷上空を飛ぶ羽田着陸機の機列がまぶしい。ひと頃は繁華街に墜落したら危ない、という議論があった。世界は広く、大都市上空を飛行機は離着陸コースにとっている例が多い。もし、墜落するならパイロットはどこか無人の地に誘導するだろう。爆弾を仕掛けられたら、そのまま破片が落下する。昔、仙台に住んでいた頃、現地方言で「おちろ」と電車のドア前で言われた。「降りろ」の意味だ。飛行機に降りろ(着陸する)の意味で「落ちろ」と言ったら物騒だ。

8/22/2023

「和をもって貴しとなす」では立ち行かなくなった日本

2011年の311の福1事故から12年以上。ようやくデブリ冷却水がALPS処理を経て放出することができるようになる。ALPSでトリチウム以外は検出限界以下に処理できるようになっている。それでも日本人の和を第一にすることで、放出が遅れに遅れた。しかし、いまだにその和が完遂されている状況には至っていない。それでも菅総理がきっかけをつくり、現岸田総理が「踏み切った」結果だ。

マイナンバーカード保険証も同様だ。ひとりも取り残さないという和の気持ちでは迅速な切り替えはできない。世界はデジタル化などでドッグイヤーの観だ。少しでも対応が遅れれば劣後の扱いを受けてしまう。和の国・日本がこの世紀に世界に取り残され続けているのもそこから踏み切れないからだ。この824の放流決断により聖徳太子以来の日本が変わっていくことを期待する。

8/20/2023

「危険な暑さ」は高齢者にだけだ

連日35℃以上になる猛暑日が続いている。そこで「危険な暑さ」と表現するのはいかがなものか?その暑さの中でも野外で働かなければならない人もいる。若い人は暑さをものともせずに外出する。晴れていれば野外で遊ぶのに最適だ。

危険なのは暑さに弱い高齢者などにだろう。

似たような警告に新型コロナの対策があった。オミクロン株になって、一部の高齢者あるいは基礎疾患者は罹患すると命の危険があるが、その他の若い人にはほとんどが軽症で快癒する。「危険な新型コロナ」だけでは「危険な暑さ」と同じことになってしまう。呼びかける対象を絞って警告できないものか?

8/18/2023

リニア新幹線は速いだけでない

JR東海の中央新幹線は全長285.6kmだ。起点の品川から終点の名古屋まで40分間で到着するので平均時速は428.4km/時、最高速度は505km/時となる。起終点が同じ在来の東海道新幹線で最速ののぞみタイプは87分間で、全長359.2kmを新横浜駅ひと駅停車で走る。平均時速は247.7km/時、最高速度はN700系なので285km/時。

これを品川名古屋間の旅客輸送力という観点で比較してみる。前提としてリニアものぞみも5分間隔で運行される(現状ののぞみが1時間12本体制だ)とする。線路(リニアも線路と呼ぶとする)の占有列車数がこれら限りある線路資産(トンネルなど莫大な建設費で、距離に比例する面もある)の有効利用率となる。それら前提は不要で、簡単な計算になる。一列車編成が走行占有する時間で比較できる。つまり、40分間と87分間だ。中央新幹線ルートは短いこともあり、この87/40=2.2倍有効利用できる。

中央新幹線と同じルートで在来型新幹線車両を通す案もあった。その場合は79分を要する。その分、高額建設の線路容量の「無駄づかい」になるだろう。もし、在来の鉄軌道タイプで将来の開発で400km/時の最高速度が達成できても、リニアに比し400/505=0.8倍の効率性しか得られない。使用車両の回転率も同一の計算だ。高額車両だから、40分間の片道だと回転率もその分大きくなる。

なお、わたしはヒマであるしゆっくりした鉄道旅を楽しむ「乗り鉄」なので、リニアには乗ってみたいとする興味はない。

8/14/2023

デジタル化するかアナログのままか

そもそも基本に戻って考えれば、現在の保険証をマイナ保険証に切り替えるメリットがはっきりしない。(野口氏)

 デジタル医療に移行するためには現在のアナログ保険証をデジタル化しなければならない。その手間がマイナカード1枚でできるなら、健保組合側も省力化でき、個人としてもマイナカード1枚だけ携行すれば、ほかにも運転免許証その他に兼用できるので便利この上ない。

 つまり、現行の保険証に顔写真をつけて暗証番号認証も加える。そのためにICカード化する。つまりはマイナカード同レベルのデジタル保険証にレベルアップさせる。それを健保組合などすべての運用主体ができるとは思えない。

 もし、デジタル化をしないのなら、現行の保険証を継続して、年間500万件もの資格確認問い合わせに対応しなければならない。困っているからこそのデジタル化で、さらにはマイナカードへの統合だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a464a6e2c9e7ee21b2443dd2b4ca678ee4b41c54?page=1&fbclid=IwAR0Z0WWNmR5LeOrCs7g1G3UJr5vMIx6ZC96hR_VhDhmdzf6ZHOBSW1s6MeE
マイナ保険証は誰のため? なぜ政府は普及を急ぐ? 理解できない“不合理”政策の謎(ビジネス+IT) - Yahoo!ニュース