10/24/2007

ゴルフは身を滅ぼす

守屋前防衛事務次官はほぼ毎週ゴルフ接待を受けていたことになる。
接待一般が受けたくて、たまたまゴルフとなったのではなく、ゴルフが好きだったのだろう。
ゴルフは一人では出来ない。メンバーで一人でも、あとは知らない三人と回らなくてはならない。
しかし、接待ゴルフを受ければ、金銭負担も少なく、VIP気分でプレイできる。
だから、ゴルフが好きな人は接待ゴルフの誘惑へ陥ることになりやすい。

ゴルフが好きで、贈賄対象の身分だと、以上のようになりやすい。そのような身分の人はゴルフをやらないことだ。

10/13/2007

地球温暖化理論が平和賞?

地球温暖化を防止する運動の先頭に立つアル・ゴア元米国副大統領がノーベル平和賞を受ける。彼は科学者ではなく、むしろ、政治家としての活動だから科学部門以外の「平和賞」しかないのだろう(文学賞でもないし)。
同じ理由のもう一つの受賞はIPCC(政府間パネル)だ。科学に基づく活動の団体だが、これも平和賞だという。
科学的には疑問のつく「人為的地球温暖化理論」に基づくので、例えば(地球)物理学の賞は駄目だと言うことか。

10/05/2007

歴史認識のまえに歴史の「事実」

沖縄での日本軍による住民自決の強制に関する教科書検定文について「騒ぎ」となっている。
もともと全ての事例が強制だったとの主旨の記載が、一部は強制でなかった「事実」が見つかり、教科書検定により修文されたものだ。それを元に戻せと言って「騒いで」いる。
歴史「認識」を正しく、との議論があるが、議論するためには、歴史「事実」を共有していかなければ、「認識」だけを同じくは出来ない。
また、検定の経緯も正確な事実に即して共有する必要がある。「一部は強制でなかった」から、そのように修文したのに、「全部が強制でなかった」ように修文したとの事実誤認が沖縄県民に流布されている。

10/01/2007

アフガンの燃料は天下の回りもの

テロ特措法の船舶給油で法律目的外使用(イラク方面)がなかったかどうか、問題となっている。
・燃料タンク空の状態で、満タンに給油を受け、アフガン任務の次にイラクに行った場合は×だろう。
・半分残っていて満タンにした場合、イラクへは当初の半分で行ったと出来るのか→アフガンでは当初の半分で活動でき、追加給油分でイラクに行ったと解釈だと×
・海自給油艦から給油を受けて、時日を経たあとイラク方面でそのぶん給油しなくても活動できるから、いずれ、両方面で活動する軍艦には給油できない、と見るのが常識的だ。

湾岸戦争で日本が金で解決したとき、その金は直接戦争に使わなかった(使わないよう要請した)としたが、お金は天下の回りもの、色は付いていないから、そのような要請、弁解は笑いものとなった。

似た話で、北朝鮮に援助していた時代、お米の現物なら、あるいは、発電用重油なら、軍には行かないとする議論があった。両方ともに換金できるから、笑われる話になる。