10/05/2007

歴史認識のまえに歴史の「事実」

沖縄での日本軍による住民自決の強制に関する教科書検定文について「騒ぎ」となっている。
もともと全ての事例が強制だったとの主旨の記載が、一部は強制でなかった「事実」が見つかり、教科書検定により修文されたものだ。それを元に戻せと言って「騒いで」いる。
歴史「認識」を正しく、との議論があるが、議論するためには、歴史「事実」を共有していかなければ、「認識」だけを同じくは出来ない。
また、検定の経緯も正確な事実に即して共有する必要がある。「一部は強制でなかった」から、そのように修文したのに、「全部が強制でなかった」ように修文したとの事実誤認が沖縄県民に流布されている。

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