10/01/2007

アフガンの燃料は天下の回りもの

テロ特措法の船舶給油で法律目的外使用(イラク方面)がなかったかどうか、問題となっている。
・燃料タンク空の状態で、満タンに給油を受け、アフガン任務の次にイラクに行った場合は×だろう。
・半分残っていて満タンにした場合、イラクへは当初の半分で行ったと出来るのか→アフガンでは当初の半分で活動でき、追加給油分でイラクに行ったと解釈だと×
・海自給油艦から給油を受けて、時日を経たあとイラク方面でそのぶん給油しなくても活動できるから、いずれ、両方面で活動する軍艦には給油できない、と見るのが常識的だ。

湾岸戦争で日本が金で解決したとき、その金は直接戦争に使わなかった(使わないよう要請した)としたが、お金は天下の回りもの、色は付いていないから、そのような要請、弁解は笑いものとなった。

似た話で、北朝鮮に援助していた時代、お米の現物なら、あるいは、発電用重油なら、軍には行かないとする議論があった。両方ともに換金できるから、笑われる話になる。

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