10/31/2006

いじめの定義

いじめというのは直接敵対行為ができないから、かわりに、広く薄く嫌がらせ的行為をするものだ。
加害者が加害責任をとられない細心の工夫をしている。
いじめを定義し、加害者を明らかにするようになれば、いじめはもっと、広範・低密度に後退し続くようになるだろう。だから、いじめは定義できないという定義になる。

ところで、動物に見習うべきだ。動物はお互いに傷つけあうのは双方の利益にならないことを知って、直接的な威嚇だけで、優劣をつけようとする。
人間は多数をたのんで、加害者不明で、もっとも陰湿に優劣をつけようとする。

10/25/2006

いじめは大人でも

学校でのいじめによる自殺が社会問題化している。
いじめる子供たちは大人のまねをしているにすぎない。日本社会がいじめ体質だ。学校でどうにでもなるものではない。
いじめの被害者たる大人は自殺しないから問題となっていないに過ぎない。子供は精神が弱いから自殺し、問題となった。
やな国だ、日本は。いじめる自分達は衆を頼み安全な遠方において、真綿で首を絞めるようなことをする。

それにしても、いじめが国の問題だとは驚きだ。文科省政務官なり首相補佐官が対応している。
三位一体改革で、義務教育に国は金も口も出すな、と地方が主張したのは誰もが覚えている。地方自治の侵害だと断るべきだ。

10/24/2006

無党派層は二つ

今回の衆院補選で無党派層は動かなかった(から選挙結果に影響せず、自民党が二勝した)、という。
ひとくくりにして無党派層というが、無党派を自称する人たちというだけで、いざとなれば自民党に投票、あるいは民主党にと二つにもともと分かれている。シンパなのだが党派を明らかにしないだけだ。
今回はこの二つともが棄権した。

昨年の総選挙では、与党系無党派層が投票したから、小泉自民党は圧勝した。
与野党ともに自党シンパを投票所に向かわせる熱状を作らないと勝てない。

10/16/2006

核武装の議論は自由だ

まずは、議論は民主主義下では全く自由だ。議論の対象の実行がまずければ、そのように議論を進めればよい。
非核三原則は現在の日本の政策だ。未来永劫不変ということはない。
憲法もそうだ。憲法を変えるための議論をしているくらいだから、憲法からの制約を受ける政策を外れた議論もしてよい。
なにごとも不磨の大典というものはない。変えるときの準備のため、議論は早いほうがよい。

中国の大官が非核三原則を変えないように安部首相に要請したという。非核国への要請は核保有国の義務・核軍縮とセットですぞ。

北朝鮮への国連の制裁時に日本は何をしているのか言うが、一国の核武装がドミノとなり、近隣国の核武装につながるので困る、という視点が重要で、そのことを近隣国の中川政調会長は言っている。

10/13/2006

前時代を全否定するのが手

日本の歴史上、パラダイムチェンジ(体制変換)が何回か起きている。そのとき、新時代の支配者は前時代を全否定し、新時代の運営を確実なものとする。
1.大化の改新の時、天智天皇は古代社会を否定し、律令国家を築いた。
2.源頼朝は貴族社会から武家社会への変換のため、鎌倉に幕府を開いた。(古都京都の否定)
3.徳川家康は戦国時代から平時の社会への転換のため、旧来の争乱地から江戸へ幕府を開いた。
4.明治天皇は、天皇親政中央集権国家を確立するため、江戸時代を封建社会であると貶めた。
5.マッカーサーは終戦後のアメリカ式民主主義を植え付けるため、戦前の日本を全否定した。

現在日本は5の後遺症に苦しんでいる。4の「封建的」という蔑称も生き残っている。封建的=地方分権、という意味なのだが。
終戦60年以上も経つというのに、マ元帥の残した時限爆弾に忠実なのは困ったものだ。

10/12/2006

なんでだろう5

歩行者信号についている放送で、「青信号になりました。左右を良く確認して渡りましょう」とさ。黄信号なのか?なんでだろう

10/03/2006

なんでだろう4

運転手(助手)がいる(帰ってくる)と、駐車違反にならない(許してもらえる)、なんでだろう