12/23/2012

現在が日本経済の定常状態と理解すべき(デフレスパイラルでない)

NHKスペシャル「日本国債」を見た。

日銀の役割として、デフレ克服と円の信認とがあると言うが、後者が基本だ。現在は単なるデフレであってデフレスパイラルには陥っていない。デフレすなわち物価の一時的な下降はグローバル経済のもとあり得ることで、克服する必要がない。労働者賃金はグローバルに調整、下降する宿命にある。企業業績が下がって賃金が出せないのと違う。スパイラルすなわち連鎖的に物価・賃金が下がっているのと違う。

日本国債残高をこれ以上増やすのが危険なら、国家予算のプライマリーバランスをとることだ。主として社会保障予算を大幅に減じないとこれが達成されないが、その状態が日本国の経済レベルだと理解すればよいのではないか?失われた20年と言うが、いままでバブルが続いていたのだと。バブル前は株価は10,000円程度だった。いまも同じだ。この間、最大38,000円の最高値を付けたのはバブルだったと諦めるのだ。

デフレより悪いインフレ(2001年)とデフレでいいじゃないかもご覧ください。

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