12/03/2012

笹子事故後のいまこそミッシングリンクの解消を

笹子トンネルの天井板崩落事故で、事故の起きた上り線トンネルはもちろん下り線でも安全点検のため長期の通行止めが予想されている。

迂回の道路は在来の国道20号とかがあるが、高速道路の高速性、交通容量までは期待できない。こういうときにこそ、高速道路のネットワークが必要だ。中央道上り方向では、中部横断道で韮崎から清水までつなぎ、新東名高速につながるが、残念ながら増穂ICから清水間は工事中だ。

このようなミッシングリンクをつなぐ「コンクリート」事業が残っている。「コンクリートから人へ」移行してよい場合ではない。

なお、この事故の前に、名古屋東京間をつなぐ高速道路が、東名、中央に加え新東名が開通し三本になっていたのは幸運だった。二本のままだったら、東名高速の大渋滞になったことだろう。

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