3/02/2009

大臣には官僚の人事権がある

 日曜の10chサンデープロジェクトで亀井静香氏vs竹中平蔵氏の因縁の対決があった。最後まで平行線だったのが、官僚の力が政治家をしのぐほど大きいかについて。亀井氏はその官僚を使う政治家がよくない、という。文痴は、政治家(大臣)が各省トップとしての力を発揮していないからだと思う。部下の人事権がある。なにも内閣人事局など作らずとも、大臣同士相談して、各省横断的人事は今でもできる。民主党の案の各大臣を内閣の一室に集めるなどは噴飯ものだ。そんなことをしなければ官僚からの影響力を排除できないなら、その大臣の力量を疑うべきだ。各省の大臣室にいなければ、仕事にならないだろうに。
 逆の事例で、外務省に昔、田中なるめちゃくちゃ大臣がいた。この外務大臣に外務省を取り仕切らせるのは無謀で、それはむしろ任命した当時の小泉首相の責任だ。

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