3/11/2009

李大統領による北風が有効(対北)

 韓国の左翼政権二代の10年間は対北朝鮮政策に限っても不毛だった。李明博大統領になって、拉致問題も解決に向かって少しでも進むのであろう。米国は民主党政権になったが、当初の危惧に反し、拉致とかの人権問題には厳しくあたっているようだ。前ブッシュ共和党政権が「拉致問題を忘れない」だけのリップサービスに終わったので、それと比べれば少しは期待してよい。中国も前からの胡錦涛政権はチベット問題ではハードだったが、前江沢民政権よりはましだ。
 全体として、日本を取り巻く外交環境はよくなっているのではないか?麻生首相が外務大臣時代に当時の安倍官房長官と北のミサイル問題に原則通りにあたって、成果を得たのも現在につながっている。本日、金元死刑囚が拉致被害者家族と会えたのも、以上の環境改善によるものだ。それらのうちなんと言っても、韓国新政権の誕生が大きい。北朝鮮がむきになっていることからもそれが証明される。北の凍土の独裁国には北風が有効だ。

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