3/14/2009

NEXCOに公費は入らない

 NEXCO三社などの高速道路の料金引き下げが3/28から始まる。政府はこの景気対策のために5,000億円を投ずる。(本四と東京湾横断道は3/20から)
 ところが、一部の声で、道路公団の債務返済に公費を投じては民営化した会社の経営のためにならない、とするものがある。誤解がある。料金を下げた減収になる部分に公費を投入するのであって、公団債務が一円でも減るわけではない。45年間で返済するスキームは変わっていない。NEXCOの救済ではない。
 文痴の疑問は、料金を引き下げると利用台数が当然増える。その分の増収(乗り放題1,000円分×増加台数)があれば政府からの公費を減らすのであろうか?台数が増えれば、SAなどの売り上げが増えるが、それはNEXCOの純益だろう(と文痴は考える)。
 ちなみに、問題となっている大都市をまたぐ区間の乗り放題1,000円は4/28から、いまある通勤時間帯100km5割引が100km以上でも100km分だけは割引となる改善は7/8からとなるとのこと。五月雨式に値下げとなるが、なぜ一斉にならないのか?

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