3/20/2009

イラクの平和を認めない「頭の中の作業」

 バグダッドの治安状況がめざましく良くなっているとTVで知った。イラク戦争終結から何年たったろう。治安維持における米軍等の損害は戦争そのものよるものより多かったが、ようやくブッシュの大願が成就したのだ。大統領を辞めた頃になってやっと。オバマもだからアフガニスタンに専念する気になったのだろう。
 イスラム教徒のシーア、スンニとかの宗派争いも、異教徒の米軍等へのテロも、自爆の志願者がいなくなり、すべてが「飽きられた」のではないか。終わらない戦争はないのだ。
 「戦争の大義」を気にしていたひとたちがいた。大義といえば民主的な平和が訪れることだろう。大義云々は頭の中の作業だったことを反省して欲しい。そのお先棒だった新聞等がイラクの平和について伝えないのは、未だ頭の中の作業に没頭しているからなのか。

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