5/30/2013

世界遺産と五輪開催地・種目の決め方の違い

世界遺産に富士山とか鎌倉が登録されるように日本人はがんばっている。しかし、世界から見てふさわしいかどうかの遺産だから、日本人が登録されるべきだといっても、違うかもしれない。富士山を眺める三保の松原と武家の古都・鎌倉は世界の人(世界遺産登録審査の人)の目で見たら少し理解ができない、ということだろう。登録数には限度があるわけでないから、その目が正直・純粋なところだろう。

一方のオリンピックの開催都市と種目は限りがある競争なので、がんばる必要はあるだろう。しかし、審査するIOCのほうは世界の常識で「純粋ではない」から、日本も正直路線で対応したら駄目だ。委員の多くを占める欧州貴族的な考えにあわせないと目的は達成できない。

日本人には正直で対応すべきものとそうでないものとを混同して気がつかないところがある。

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