5/16/2013

「女性蔑視の妄言だ」は議論用語でない

野党女性国会議員の会で「女性蔑視の妄言だ」の発言が橋下共同代表の問題提起に対してなされた。慰安婦へ強制連行したとの「嘘」を言っている韓国ならともかく、我が国の選良が政治家同士の議論に使う言葉ではない。橋下氏は歴史的事実として軍隊の慰安所活用がどこの国でもあったということを説明しているだけだ。事実を説明するだけで、その正邪の発言ととらえるのでは議論にならない。「妄言」という言論拒否の言葉が結果として触らぬ神にたたりなしの「女性蔑視」につながっていることに反省すべきだ。

現在もし慰安婦制度があった場合の正邪の議論をしているのではない。歴史的事実を現在の目で評価していては歴史研究にならない。

米国で黒人奴隷制の歴史はあったが、いま奴隷は禁止なので、その歴史を語ることに何の制約があろうか?同様に、米国の道徳において風俗業は活用されない、ということがあるが、異文化の橋下氏のそのアイデアに「けしからん」というのも言い過ぎではないか?

0 件のコメント:

コメントを投稿