5/21/2013

官製リサイクル制度はいつでも裏をかかれる(家電四品目)

家電四品目のリサイクル制度がおかしなことになっている。TV、エアコン、冷蔵庫、洗濯機の四品目は廃棄するときに運搬費のほかにリサイクル費用をとられる。これで正規のルートで適正にリサイクルされるはずだ。ところが、リサイクル費用をとりながら、偽装中古家電として中国などに輸出し、そこで有用金属などを回収、残りはその国で不法投棄されるケースが出てきた。問題なのは費用の行方と外国に廃棄物が不法輸出されることだ。

もし、そのルートが合理的なら、法的リサイクル制度はやめて、実態となっている再生資源市場のほうの規制に転回した方がよくはないか?廃棄物は一方で資源であり、その資源の市況(有用になる)によってはいつでもこのような資源化とそのあとの不適正廃棄がおこりうる。半ば官製の現在のリサイクル制度では対応できない。

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