3/11/2011

ラッピングトレーラーは「もったいない」

 ラッピングカーの代表は定期バスだ。車体の外側をまるまるペイントして走る広告になっている。「もったいない」のはこれではない。繁華街をときたまトレーラーのような大きなトラックがゆっくり走って、正確に言うと、巡回している。トレーラーの荷台にはワイド画面の広告が両面に描かれている大きな板状のものが載っているのだ。道の両側から見えるので、走る広告というより、広告のために走っている格好だ。
 広告を繁華街に常設するのは莫大な金がかかるのだろう。広告を走らせれば、トラック代と運転手の人件費だけで省マネーだし、動くので注目を浴びやすい。しかし、道路をその分、占有するので、渋滞の原因になるし、燃料など資源の無駄遣いだ。

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