石炭石油などの化石燃料を地下から採掘したら、その分は時間差はあるが最終は二酸化炭素の排出になるし、それがイコール二酸化炭素の人為的純排出総量となる。燃料としての使用ではすぐに、また石油化学製品では最後は廃棄物になり、結局は分解(あるいは焼却)され、二酸化炭素の排出となる。だから、ゴミの減量でいう3RのうちReduce(ゴミになるものを最初から作らないこと)が必要だ。この意味で「もったいない」気持ち、行動に徹すれば、小難しい温暖化理論に頼らずとも、結果はよいものになるのではないか?
「もったいない」とは、無駄なものは買わないこと、そうすれば、売れないから作らない、で無駄にゴミになるものが最初からない、究極の環境対策となる。中東情勢の悪化により原油価格が高騰している現在、この「もったいない」精神で石油資源を省いていくことがすべての解決策につながる。
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