3/09/2011

二酸化炭素削減より「もったいない」を

 二酸化炭素などの人為的排出による地球温暖化メカニズムは未だ非科学的状態に留まっていると言わざるを得ない。さらには京都議定書により先進国の一部(EUと日本)だけにそれらの削減義務を課しているという基本的矛盾もある。
 石炭石油などの化石燃料を地下から採掘したら、その分は時間差はあるが最終は二酸化炭素の排出になるし、それがイコール二酸化炭素の人為的純排出総量となる。燃料としての使用ではすぐに、また石油化学製品では最後は廃棄物になり、結局は分解(あるいは焼却)され、二酸化炭素の排出となる。だから、ゴミの減量でいう3RのうちReduce(ゴミになるものを最初から作らないこと)が必要だ。この意味で「もったいない」気持ち、行動に徹すれば、小難しい温暖化理論に頼らずとも、結果はよいものになるのではないか?
 「もったいない」とは、無駄なものは買わないこと、そうすれば、売れないから作らない、で無駄にゴミになるものが最初からない、究極の環境対策となる。中東情勢の悪化により原油価格が高騰している現在、この「もったいない」精神で石油資源を省いていくことがすべての解決策につながる。

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