3/17/2011

選挙カーは「もったいない」

 選挙カーは「もったいない」ばかりか無駄だと再確認させられたのは今回の震災後の統一地方選挙を巡る議論からだった。いま統一地方選挙は被災地では延期することにしている。投票所に来られないのでは選挙にならない。しかし、それを全国一律に延期すべきだという意見がある。理由のひとつとして、選挙カーのガソリンが確保しづらい、というのがあった。
 選挙カーからの選挙活動は別に不可欠のものではない。有権者に立候補者の政見を伝えるのに選挙カーからの「連呼」だけでは役に立たない。たぶん立候補者の熱意を伝える効果しかないのではないか?一昔前なら、名誉職の議員は誰でもよく、有権者の判断としては「一生懸命やっているから」というのがあったのだろう。それに選挙カーからの連呼はぴったりだった。
 名古屋の河村市長のように自転車で回ったら、節電(ゼロ電)になってもっとアピールするのではないか。さらにはインターネットを駆使すればより細かく政見を訴えることが出来る。こちらは少しの電力があれば可能な省エネ方法だ。

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