3/15/2011

省エネ必要理由の虚実(地球温暖化と地震災害)

 東電管内の一都八県を五つのグループに分け、深夜を除き計画停電(輪番停電)が始まった。おおざっぱに言えば、電力使用量の二割減を目標とし、第1日目の14日は節電に成功した。混乱はしたが、自主的節電が行われ、目標量を達成できている時間帯は計画停電はする必要がなかっただけだ。
 やればできる。日本国民は電気が原子力発電に多くを依存し、大地震のためそれらが機能停止になったら、節電しなければ市民生活が継続できないことを完全に理解し行動した。今回は原発の代替として休止の火力発電を急遽運転したので、地球環境温暖化ガスの二酸化炭素の排出増にはなる。しかし、国民の理解が得られれば、省エネの二割減は出来る、ということではないか?
 鳩山前首相が一昨年、世界に向けて25%の削減を約束したが、肝心の日本国民はそっぽを向いたまま二年が過ぎた。約束された世界も忘れているのではないか。そして日本国民は今度の危機対応とは違い、人為的地球温暖化対策の必要性は「絵空事」だと薄々感じているからではないか?

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