2017年、パキスタンはヒマラヤ地域における総工費140億ドルの巨大ダムプロジェクトにおける中国融資を断った。(記事より)
パキスタンの中国との国境地帯(フンザ地方:ギルギット・バルティスタン州)を回ったとき、道路(カラコルムハイウェイ)は中国の援助で国境近くは素晴らしく改修されていた。その費用負担は中国85%、地元州15%とのことで、パキスタン中央政府は一銭も出さない。
なかでも興味をそそったのが、同州に入る前の同道路沿いのインダス川渓谷でのダム構想だ。地元の人はダスーという町の近くの「ダスーダム」だと言っていたが、名前は違うようだ。紹介記事の140億ドル(巨額だ)ダムと場所は符合する。主として電力用だが、パキスタンの電力事情を大いに改善する目的だろう(一部は輸出電気?)。
パキスタン人は中国を警戒している、というのは本当だ。アメリカはもっと同国を援助しなければ、と感じた。単純なトランプ大統領にパキスタンは誤解されている。
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