10/19/2018

ステルス消費税に

消費税は「内税方式」に統一すべきだ。そうすれば消費者は「税込み価格」だけを見て買い物をすることになり、どの売り手が転嫁したのか分からなくなる。(塚原氏)

 財務省も過去の一時、内税方式(この場合は税金表示もあり)に指導したときがある。今回は税金がいくらかは一切表示なしの総額表示にすべきだ。売り手(仕入れ先も)は当然、その金額の10/110だけ消費税を(消費者に代わって)納める。しかし、値札に書いてなければ買い手には痛税感は伝わりにくい。当然だが、増税時にその分転嫁・値上げしていなければ、その元の値段に10%の税金はかかる。

 ステルス消費税と名付けたい。税率増時に大騒ぎせず、値札を見てもわからなく、実際に、売り手でその分の転嫁をしない業者もあるなら、その切り替え日(2019.10.1)を境に買い急ぎ、買い控えは起きないだろう。増税の唯一の欠点がそこにあると考えるからだ。

 そもそも国税局は、納税者自らに確定申告書を書かせるなど、納税意識を植え付ける教育に熱心だ。社会主義でもあるまいし、と勘ぐってしまう。中国の有名女優が脱税で国民の前で謝罪した(させられた?)のと似ている。

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