10/19/2018

同じ負担でも消費税だと怒る日本国民

社会保険料は実質的には税だが、源泉徴収の保険料という「見えない税」として徴収するので、取りやすいところから取るバイアスが生まれ、「痛税感」の大きい消費税の代わりに社会保険料を引き上げるポピュリズムが起こりやすい。(池田氏)

 社会保険料と所得税、どちらもサラリーマンは天引きされるが、消費税はものを買うときに値段が上がっている痛税感がある。おまけに源泉徴収票には社会保険料控除があり、税金が安くなっただけで、同じ国民負担であることを忘れてしまう。

 いずれにせよ、社会保険料率を上げる方が税率を上げるよりはるかに抵抗は少ない。猿が朝三暮四に怒っている図式だ。
JBPRESS.ISMEDIA.JP
国債の発行に限界が見えた今、納税者(社会保障の負担者)と受給者の対立は大きくなるだろう。これを世代対立と考えると少数派である若者に勝ち目はないが、働くサラリーマンの問題と考えれば、納税者にも勝機がある...

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