3/04/2010

シロクマは温暖化でも生き延びた

 ホッキョクグマ(シロクマ)が地球温暖化の影響で絶滅するかの議論にたいして文痴は2008.5.30に「生物はシロクマだけではない」とのブログを書いた。可愛いだけで保護するのはおかしい、との趣旨だ。
 ところが、毎日新聞3/4の記事に「ホッキョクグマ 15万年前に祖先 地球環境の激変に適用(応?)」の記事が出た。この15万年間に何回か間氷期があったはずだ。北極の氷はほとんど融解しただろうから、氷上での生態系(アザラシを食すという)が維持されなくなっても生き延びてきたから現在のシロクマがいる。今後、地球温暖化でたとえ北極の氷が消滅しても、シロクマは生き延びるだろう。それよりも、北極の温暖化によるメリットを人類は享受すべきだ。シベリア、カナダ北部の膨大な面積が農地などに使えるようになるし、北極海航路で海運革命が起きる。

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