12/23/2014

燃料プールからの漏洩が心配されたのはヨウ素131?

 NHK「メルトダウン」のつづき。
 燃料プールの水位補給ができないと、水温上昇により水位が低下し、高温となった燃料棒から放射性物質が漏洩・飛散するおそれがある。その核種はヨウ素131だろう。晶華性があるので気体となって大気中に拡散しやすい。ただし、半減期は8日なので、飛散直後の対策(ヨウ素剤服用など)が必要だが、いま問題となっているセシウム同位元素(半減期30年)のように除染で苦労することはない。

0 件のコメント:

コメントを投稿