9/16/2012

反日無罪は攘夷と同じ

現在のシナの中共(中国共産党の略)政権は一党独裁で、独裁の語意からして強力とみられているが、過去のシナの各王朝と同じく、「人民の海」のなかではもろいものであろう。人民の多数で実は政権が交代する。民主主義でなくてもそういうメカニズムで、易姓革命が繰り返された。天子の徳がなくなれば、別の者に天命が下る。天命は民衆の意志なのだ。

現在のシナ「王朝」は清王朝、蒋介石(中華民国)の短期王朝、につづく毛王朝で、その末期と考えられる。その末期に反日無罪運動が拡大し、これからは将来のことになるが、それらの暴動を抑えきれずに、次期「王朝」への易性革命につながっていくと考えられる。

日本でも、幕末には尊皇攘夷の運動で明治維新への革命が起きた。尊皇=討幕は運動として残ったが、攘夷はまったく反対の開国へと変わってしまった。攘夷は討幕の口実だったのだ。同じく、中国でも、反日無罪は中共政権を倒す口実なのかもしれない。

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