4/29/2012

ガードレールの設置位置に問題?(関越道バス事故)

関越道の藤岡JCT付近でのバス単独事故は過酷なものになった。TVから見て取れるのは高速道路下で交差する一般道への転落防止を図るコンクリート壁(高さ1m程度)へバスが縦につっこんだことによるものと思われる。
なぜ、固い壁に縦に突っ込んだかというと、その手前に設置されていたガードレールの設置方法に問題があったのではないか?ガードレールも道路外への転落を防止するためにあるが、衝突するとそれに沿って車体が誘導され、衝突によるダメージも最小にする。そのガードレールの切れる先にコンクリート壁が出ていたらどうなるだろうか?コンクリート壁の内側をガードレールで守る(転落には二重に)、という、より安全な方法もあるかもしれない。

なお、金沢市からのバスは上信越道を経由したのではないだろうか?だとしたら、藤岡JCTで関越道の本線に合流することになる。その合流直後の左側への事故だから、本線左側の合流すべき車線の走行車両を避け損なったとも考えられる(生存している運転手の証言が待たれる)。

それにしても、一年に数千人になる交通事故死をもっと減らせないものか。事故対策への国民の熱意が薄い。一方で恐れられている原発事故での死者はゼロだというのに。死ぬのに放射能も交通事故も関係ない。

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