4/23/2010

前原大臣は隠しているが、値上げになることは間違いない(高速新料金)

 高速道路新料金について、国民利用者の間で「無料化するはずが、値上げになっている」(小沢幹事長も)との声があることについて、前原国交相は記者会見の質問に対し、「・・・例えば国民の皆さん方も料金が割高になるのではないかということを仰っておりますけれども、その前提が例えば土日ETC限定の1,000円からの値上げというふうにとっておられる方もおられますし、実はこの制度というのは今年度限りなのです。来年からはなくなるということについて言えば、自公政権が続いていてもこの点については割高になるということでありますし、・・・」と答えている。
 麻生政権時代のETC限定土日1,000円高速は景気対策と言うことで2年間の時限施策(H23.3まで)だった。だから、この施策だけに関すれば、前原大臣の言うことは正しい。しかし、NEXCO三社が民営化に際し、会社独自に導入した深夜割引、通勤割引(五割引)などは永続的なものとして捉えられていたはずだ。これを廃止するのでは、とくに近距離利用者に代替の割引施策を提示しないので、値上げしたとの声は根拠があることになる。
 今回の料金改訂はNEXCOの会社独自割引も同時に廃止したことが混乱のもととなっている。

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