7/18/2008

議員は国民有権者の鑑(かがみ)

 大分県教職員採用汚職の関連で、全国各県で調査を行ったところ、若干の県で試験合否を本人に先立って国県会議員等に通知していたことがわかった。不法ではないが、疑惑を招く行為で、この先厳禁するという。
 議員が知りたがるのは、議員に(裏から)採用を頼む人がいるからだ。議員はこの種の頼まれ事をもって、(地元)政治活動と称する。「口きき」ではないとしているが、議員から聞かれれば、聞く方の役人も「試験結果を操作して欲しい」と理解するようでなければ(すなわち、汚れ役をやらなければ)自分が偉くはなれないと思いこんでいる。議員のほうはといえば、頼む有力者の評価で、次回の選挙の当落が決まるようだ。
 この有権者・国民あっての議員ではないのか?国民は自らの行いを反省してから、他人にものを言うべきだ。

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