7/25/2008

木材を使う生活が温暖化防止

 化石燃料(石油、石炭、天然ガス、メタンハイドレート)を使うと、最終的には、過去の地球で地下に閉じこめた炭素を大気中に放出することになる。だからそれらを使わないで、(炭素)循環資源の木材をなるべく使うことが二酸化炭素の排出を削減することになる。
 プラスティックに代わり身の回り品に木製のものを使用すれば、その分炭素が固定されたことになる。でも、最後は使えなくなり廃棄処分となるが、そのときは燃やして熱源としたらゼロ排出のままだ。薪ストーブを普及させ、冬期の暖房用にする。石油ストーブをなるべく使わないようにするには、灯油にも重税を課せばよい。灯油は生活必需品、という意識は撲滅だ。割り箸を使う日本文化を世界中に広めよう。割り箸は一回限りだが、そのあと燃やすという再利用(サーマルリサイクル)になる。
 問題は切り出した木材の運搬に要するエネルギー(すなわち運搬車両燃料からの二酸化炭素)だ。北洋材(シベリア)、北米材のほうが輸送費(エネルギー)が少なくて済むという。遠くても大型船舶が利用できるからだ。おかげで、国産材は近くなのに伐採されずに山は荒れたままにされている。
 文痴の提案は、平野の休耕水田に植林せよ、ということだ。伐採輸送費用が格段に安くなり、国産材が利用されるようになる。
(参考)遊休水田に木を植え、平野の森林をつくろう

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