11/28/2012

原発再稼働是非が原発問題の争点

日本未来の党の嘉田代表(滋賀県知事)は唱えていた「卒原発」の具体化で、10年以内の全原発廃炉を公約とした。

現在再稼働中の関電大飯原発の二基の再停止とほかの原発全ての再稼働不承認なのだろうから、その先の廃炉を急ぐのは意味がない。全停止のままと、再稼働を永久にできなくする廃炉との違いがわからない。政策の当否は別として、もし卒原発を進めるにしても、莫大な量の使用済み燃料の保管と最終処分はしなければならない。廃炉はその先だろう。

いつ(10年か30年か)原発ゼロを目指すかより、当面の電力需要に原発の再稼働に頼るかどうかが原発問題の争点だ。社民党の福嶋党首はそこを聞きたいと言っている。社民党は反原発で、原発即ゼロを唱えている。

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