11/22/2012

中選挙区制より現行比例代表の割合を増加(衆院選挙制度)

衆院の小選挙区(比例代表並立)制により二大政党制が本格的に始まる、との期待だったが、早くも手直しの機運となっている。

中選挙区(三人区)に再編して、多党制も認めるべきだとの声が出ている。三人なのは(奇数だから)二大政党で分け合うということにはならない。どちらかが勝つか(2:1あるいは3:0)、余る一つに第三党以下が入る可能性がある、という趣旨なのであろう。(文痴も現行の制度の問題はあると思う。下で説明する「勝ちすぎ」のことがあるからだ)

でも、同一政党から複数当選と言うことになると、派閥の復活(党主導にならない)の心配が残る。

小選挙区比例代表並立制を堅持し、現在、300(295)の小選挙区と180の比例区になっているものを、比例を少し削減し(150程度に)、小選挙区を抜本的に再編して大幅に削減する、たとえば半減の150程度に、というのはどうだろうか?小選挙区で、政令市を除いても県庁所在都市などの大都市(東京特別区も)で複数の区に分かれてしまっているのは国政選挙の代表が選ばれるエリアとして小さすぎないか?(その都市の市区長選より狭い)
また、小選挙区の比率が高いと、「勝ちすぎ」の弊害がある。一つの政党で300以上の当選者を出してしまうと、何とかチルドレンとかの政治家としての能力に少し欠けるものも入ってしまい、今回の民主党の内紛の遠因のひとつともなったのではないか?

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