11/26/2012

14政党乱立では「死票」が大発生

来月の衆院選には14もの政党が乱立する。公示日までには合流が予想されるので、少しは減るだろうが、それにしても多い。政策の選択肢とその組み合わせが多様なためだ。

しかし、それら多様な選択肢のひとつを国政で実現する(立法にもっていく)には、国会での過半数を持たないことには不可能だ。石原日本維新の会代表の言う「大同小異」が不可欠だ。ただし、万年野党的反対論(実現はしない)を唱えるだけで満足なら、少数でもかまわない。何しろ言論の府だから、反対論だけ言う機会はある。

「大同」の必要は死票を防ぐ意味もある。小選挙区では二位以下の候補者の得票はすべて死票となるのはもちろん、11ブロックに分かれた比例区でも一人以上当選できる得票がその政党になければならない。それ以下だったら、すべてが死票となるのである。全国ひとつの全国区ならひとり当選が出たとしても、11分の1では無理かもしれない。

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