8/03/2012

脱原発はデモでなく選挙で実現

首相官邸を囲む脱原発デモは毎週何万人(何十万人?)もの規模で続いているらしい。昔の過激なものと違い、一般の参加がしやすい形態になっていることも理由だ。

しかし、これは何十万人(に過ぎない)のひとの意志がわかるというだけのことだ。もちろん脱原発でデモに参加しない人もいる。正確に国民の何パーセントの支持を得ているかは、選挙によるしかないのだろう。次期総選挙で脱原発を掲げる(正確には原発ゼロを早期に達成すべきとする)政党がどれだけ伸びるか、でわかるのではないか?(それによってしかわからない)
日本は間接民主主義の政治形態をとっている。デモのような直接民主主義的な訴えよりも、選ばれた代議士が任期のうちに政治家の信条をもって政策を決める方式だ。支持を得られない政策なら、次の選挙で選ばれないというリスク付きだ。具体的にいえば、野田民主党が勝つか、脱原発を掲げる小沢新党が勝つか、ということにつきる。

アラブの春では、民主的な選挙制度がないので、デモしか国民の意思を表す手段がなかった。日本はそれとは違う。

文痴は、岸内閣時代の安保反対デモも同じだった、と書いた。

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