11/01/2010

中国には「対手ニセズ」でなく正面からあたるべし

 中国とは戦前の近衛内閣でも相手として手こずった。そのときは我慢の限度を通り越して「国民政府を対手ニセズ」と見放し、結果として日本国の失敗につながった。
 そういう政府を受け継いでいる中国だと知ったうえで、今回は粘り強く相手にしてほしい。当然だが、相手国の内部事情には介入すべきではない。内部抗争で困っているだろうからと配慮するのでは外交交渉とは言えない。あくまでも日本の立場を主張していく。話し合いの結果、妥協すべき点は国民の前、あるいは国際社会の前で明らかにしたうえで変更する。そのような「正道」でしか中国とはつきあえないのであろう。
 だから、自民党時代のように人脈で二元外交をするのでなく、前原外相のように正面からぶつかるのが正しい。これは久しぶりの民主党のヒットではないか。

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