11/04/2010

証人喚問は小沢氏の疑惑晴らしの場だ

 小沢一郎氏が検察審の起訴決定を受け、逆手をとって、国会での証人喚問などに難色を示している。司法手続きにあるものを立法府で審議するのはなじまないと。
 違うだろう。司法と立法とではこの問題を扱う視点が違う。立法府では裁判まがいのことは許されないが、政治家の政治行為に対する疑惑を「政治的に」究明する場だ。小沢氏にしても政治家としての疑惑を晴らしたいに違いない。裁判は法律に基づいて裁く場だが、立法府ではあくまで政治行動の政治的な是非を議論する場として、区別してほしい。

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