11/08/2010

両事件とも日本が怒れ(尖閣、国後)

 中国との関係で尖閣での中国漁船体当たり事件もロシアとの関係で日本領国後島への大統領訪問問題も、日本がまずは不快感を表明し、さらには抗議をすべきことがらだ。悪いことをした方が居丈高になるのを見過ごし、被害者の日本が融和的になるべぎではない。戦略的に互恵を考えるケースではない。
 その意味で、会議が日本で開催される横浜APECの機会を捉えた日中、日露の首脳会談は日本側が拒否してよい立場だ。どこかの国の会議で、廊下の隅で懇談できた(させてもらった)ような些事に一喜するようでは日本国の外交をあずかる宰相とは到底言えない。

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