5/06/2010

民主党特有の話のはぐらかしは許されない

 民主党山岡国対委員長が同党の地方議員の会合で「普天間問題は雲の上の話(だが、生活密接の子ども手当などでがんばっている)」という発言は参会していた沖縄県糸満市議の抗議で、普天間問題も沖縄県民にとっては生活関連の重要性があるということがあからさまになった。
 民主党はこの種のはぐらかし、つまり、苦境から目をそらさせるような小細工が多すぎる。首相と幹事長の政治と金の問題で、それに直面せずに、代わりに企業団体献金の禁止を言い出したのはその典型だ。首相が対話する人たちの感心を引くために「米国マスコミで問題にされるほど愚かな首相だが・・」「抑止力の認識が浅かった」とへりくだっても、一国の最高責任者を許すわけにはいかない。気持ちの底には、政権交代して国の政治を根底から改革しているのだから、少しくらいのミスは許してほしい、というのであろう。

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