5/13/2010

高速道路割引は距離逓減料金制がよい

 高速道路の新料金変更への国会審議(正確には政令ですむが、値下げ財源を新規道路の建設に回す法案審議)が進んでいないために、約束の6月実施が危ぶまれている。
 その新料金体系だが、上限料金(乗用車だったら2,000円)方式は麻生政権での休日上限1,000円高速と考えは同じだ。遠距離になると割高感が大きい料金を上限を設定することにより、より利用しやすいようにとの配慮だろう。でも、現状で上限料金以内での利用が多数なのに、わざわざ遠距離利用させる必要性があるのかわからない。それらの距離はいまはJRでの利用距離と重なっているので、JR側は営業妨害だと抗議している。
 もともと無料にするところを暫定的割引というのであれば、すべての距離で割り引き(例えば半額とか)、あるいは、一定距離超過分を距離あたり半額(関西のタクシー料金であると聞く)にする、距離逓減料金制のほうがよいのではないか?JRもそうなっているはずだ。多額利用者へのサービスで、売り上げが増えるというのは、民間会社ならどこでも考える。
 同じ考えで、ヘビーユーザーに対する割引(マイレージサービス)は継続して欲しい。

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