10/31/2009

JALはなくなってもよい

 JALは国の関与する特別会社から普通の株式会社になったはずだ。世界中を見れば航空会社の倒産は日常茶飯事だ。米国でもパンアメリカン航空とかが倒産した。それでも米国の航空需要に応じられなく困った、ということはない。日本だって、ANAは健在だし、スカイマークなどLCCも数社ある。JALがなくなったら穴埋めをするのは簡単だ。国際線だって、なにも日本の航空会社に乗らなくても不便は感じない。
 JRがつぶれたら困るのだろう。鉄道会社は線路のインフラも持っているからだ。航空会社は飛行場を持っているわけではない。その飛行場に他の航空会社が代わりに乗り入れれば、それでOKだ。
 ここで、国が日航を支えたら、民間企業を特別扱いすることになる。資本主義の優勝劣敗の原則が廃れれば、日本は社会主義に成り下がってしまう。鳩山総理がいちばん恐れていることだ。代表質問への答弁でもそこのところは色をなして否定していた。

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