さらにおかしさを重ねているのは、交付国債2.6兆円と復興債2.7兆円(特別会計)に国債発行を隠していることは国民全てが知っているので、裸の王様状態に民主党政権はなってしまった。
交付国債は、基礎年金の国庫負担を50%に上げる埋蔵金などの財源が枯渇するので、年金積立金から一時的に借りるものだ。年金積立金は年金賦課金を将来の支給のため積み立てるものだから、これを一時的に減らしてもいつかは返さなければならなく、国債発行限度はいまはクリアしたにすぎない。
復興債は特別会計処理だそうだが、これも含めて国の借金という。自民党時代から特別会計制度を非難してきた人たちは今回の(特)別に会計するという趣旨に反対するのだろうか?特別会計はその趣旨通りだが、その悪用になっているのが争点だ。
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