12/26/2011

前原会長は旧河川局と同レベル

民主党の政府予算案を含む政策決定には党側の意見集約の過程で政調会長(前原氏)の了解を得てはじめて内閣にあげられる仕組みだ。ところが、八ツ場ダム建設に関しては、政府・党三役会議の議論で前原政調会長の反対にもかかわらず、前田国交大臣の方針どおり継続が決まった。
 なんのことはない、民主党の最終決定者たる野田代表(首相)が決めたのだ。そうでなければ、代表の意味がない。党側の政策決定最高責任者は政調会長ではない。
 前原政調会長はこの土日にその「敗退」の理由として、国交省旧河川局(現水管理・国土保全局)とのチキンレースに負けたとしている。「チキンレース」とはビックリする比喩を用いたものだ。政治主導というからには自分に従うべき官僚とレースなどすべきではない。

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