4/13/2011

大震災が民主党に教えたこと(4K施策を放棄)

 民主党政府は2009年マニフェストで無駄を削減して16.8兆円の財源を生み出し、子ども手当、農家戸別補償、高速道路の無料化など目玉政策の財源とする、と約束していた。それが何回かの事業仕分けによっても、それほどの財源は確保できなかった。くわえて、今回の東日本大震災の復旧復興に巨額の予算が必要になって、子ども手当は現在のつなぎ法の切れる10月からは子ども手当そのものを継続せず、所得制限のある児童手当に戻す検討を始めた(4/13読売新聞)。以上に高校無償化を加えた4K政策は、カネがあれば出来る、という程度のものだったらしい。所詮バラマキそのものだった。ばらまいても統一地方選挙に敗退するのだから、バラマキの効果は日本人にはなかったことがわかった。
 今度の地震は災難そのものだったが、民主党にマニフェストが無効なことをわからせた、というただ一つの光明はあったのではないか?

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