7/01/2010

消費税を争点化は陽動作戦

 菅首相は消費税について、税率の10%ばかりか、低所得者への還付とか複数税率のことまで言及するようになった。最初は、消費税の増税は次回総選挙のことだが、議論はいまから始める、との正論だったのではないか?政府案として決めるまでには、外部の有識者の議論とか、各界の意見とか、最後には国会での議論とかを経て、以上の言及部分にも話がたどりつく。それを最初から首相の意見を出してしまったら、議論にならない。
 「政治とカネ」「普天間基地移転」を争点にしたくないので、わざわざ持ち出しているのが見え見えだ。

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