7/26/2010

プラスチックごみは、もっと燃やせ

 朝日新聞2010年7月24日のオピニオン欄にタイトル同名で田中勝中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会長の論文が載った。プラスチックをマテリアルリサイクル(石油化学製品として再利用)するよりサーマルリサイクル(可燃ごみとして燃やし、発電エネルギーとして回収)した方がよい場合が多い、とするものだ。
 文痴は東京都の某区に住んでいるが、その区ではプラスチックゴミは不燃物(埋め立てる)でなく可燃ゴミに区分されるようになると聞いた。しかし、そうなったあともプラスチックのリサイクルマーク(プラの字の回りに矢印が半周ずつしているもの)のついたものは、資源ゴミ(マテリアルリサイクルになる)に区分しろとの指示だった。
 しかし、前記論文では、折角そのように資源ゴミとして分別されたものは、収集後の選別過程で、半分がリサイクル不適と言うことで、ごみ(可燃ゴミ)に戻されるとのこと。家庭で分別したものをわざわざ選別して元に戻す無駄な労力は大変なものだ(お金がかかる)。さらにリサイクルに回る残りの半分も単一素材で出来ているトレーとかペットボトルなど以外は処理費用が多額になる、と言う。
 だから、文痴は今後は明らかにリサイクルに向いたもの以外は可燃ゴミに分別しようと思う。汚れた包装プラなどを洗って出すのは水資源の無駄遣いだ。

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