11/10/2009

環境税でなく炭素税を

 環境税の新設を環境省が考えているらしい。環境税には二つの意味がある。環境対策に財源が足りないから、環境に負荷をかけている企業、個人に課税するものと、炭素税のような、徴税することにより排出負荷量減少のインセンティブにしようとするものとがある。
 後者のインセンティブ税が本来だが、環境省が考えると、自省関係の税を広げていこうという意図が見え見えとなり、反発を食らうのではないか。
 なお、炭素税については、輸入の化石炭化水素資源全般に、炭素量を計算してその量に比例する課税とすべきだ。輸入関税とするので、それらの物価が一様に上がったようになり、消費が抑制される。
 世界的な二酸化炭素排出減をねらうのなら、国際炭素税として、世界各国一律税率とする必要がある。

0 件のコメント:

コメントを投稿