10/29/2017

Jul 14, 2001:アメリカの鏡・日本つづき

アメリカは日本を「征服」しようとしていた。
ミッドウエイ以降は日本の補給がダメになって、作戦活動が満足いかなくなっていたのは、アメリカ軍にも分かっていた。フィリピン奪回までは自国の植民地だったからよいが、南洋諸島は日本の国連信託領だったのに、なぜ血眼になってまで攻めたのか?アメリカ自国には一つの脅威もなかったのに。

沖縄を攻略するのは理屈にあっていない。制海権は完全にアメリカのものだから、放っておいたら島内の軍は立ち枯れるだけだ。硫黄島も同じだ。何故自軍の多大な犠牲を払ってまで制圧する必要があったのか?沖縄の洞窟の中の軍民は、近寄らなければ、脅威となり得ない。穴の奥にいる人々を火炎放射器でなぶり殺しにするとは、いくら戦争といっても、非人道的と言わざるを得ない。

最後には、東京大空襲、広島長崎。非戦闘員を大量に虐殺した罪は、ゲルニカに比される。黄色人種の興隆日本に対し、脅威の虚像を育てていたのではないだろうか?

「虚像」と言えば、教科書問題の韓国もそうだ。「虚像」が育ち、最後は大変なことになる。

10/27/2017

Jul 10, 2001 :アメリカの鏡

ヘレン・ミアーズ「アメリカの鏡・日本」を読んでいます。

彼女は1946年に来日。上記の本はそのときの米国日本占領政策の批判。マ元帥は混乱を理由に和訳を厳禁。最近の1995年に初めて我々日本人も読めるようになった、当時としては超過激な内容だった。

戦争を戦った同士は、どちらも悪いところはある。アメリカはもう一つの日本だ。

ところがアメリカ人の多数はそれがわからず、日本人をアメリカ民主主義で教育してやろうと、単純に信じていた。彼女はそこがたまらなく嫌だったのだろう。

10/25/2017

全野党共闘路線は歴史的に否定されている

小池代表が失言などで自滅した、としか総括されていないが、彼女は何を狙っていたかを分析しないと、今回の希望の党騒ぎがわかったことにはならない。

まずは、従来の枠組み護憲四党(民進、自由、社民、共産)の選挙協力で自公を過半数割れに追い込んでも、そのあとに、細川連立内閣的なものを設立したとしても続かないという歴史の教訓がある。だったら、自民党支持層に大きく手を突っ込んで第二保守党を目指す方が政権に近づく、と比較考量したのではないか?現に、東京都議会ではその方式で都民ファーストと公明で多数派を形成できた。

解党・合流しようとした民進党側の事情(前原代表)にしても、あるとき風に乗って民進党単独政権を樹立しても、党内での政策の違いの巾が大きすぎると、これも長続きしない、という民主党政権での教訓がある。だから、希望の党に集まる政治家の条件を厳しく審査(これを「選別・排除」という)せざるを得ない。
だから、なるべくしてなった結論ではないか?(以下は1993.7.18選挙結果勢力図)

10/24/2017

民進党系は勝った

民進党は解散時には事実上解党していたが、衆院88の勢力だった。それが選挙結果では希望50、立民55の計105に増えた。無所属で当選した大物(19)もいるので、合計すれば大勝利だ。解党分党して切磋琢磨した方が結果は良かった。民進党のままで選挙したら半減するほどの大敗北だったと思う。希望が伸び悩んだのは選挙に弱い前職が希望の党に頼ったが、頼りにならずに落選したのが実情だろう。立憲民主党を立党・参加するような頼もしい前職はもともと選挙には強い。
 民進党系勢力が増えたあおりは共産党▲9、公明党▲5、維新▲3、無所属の減となった。つまり、民進党系は他の野党などの票を奪って勝利したのだ。
 これを狙って(偽装的)解党をしたのだとしたら、相当な高等戦略だ。前原代表が両院議員総会で解党・希望の党への合流を提案し、満場一致で決まったのは、その戦略初段だったとして納得できる。
第48回衆議院議員総選挙(衆院選2017)のニュースや候補者の当落、各党の公約などをお伝えします。開票当日は選挙結果を速報します。
YOMIURI.CO.JP

10/23/2017

自民反自民だけの分析は遅れている

今回の総選挙で「反自民の票が分散した」から野党は敗北した、という分析があるが、それは根拠ないことだ。
 今回の選挙から三極構造になったと言われる。自公と希維(希望・維新)と立共(立憲・共産)とだ。希維と立共は別の考えで反自民となっている。たとえ、立共の思惑通り希維が立候補しなくて、自民と一対一の対立となっても、希維の票は全部が反自民票として立共に流れることはない。反立共票は自民に流れて、どちらが勝つかはわからない。
 立共の方では、最も極端な共産票は立憲にしか流れないので、そこでは(一方的)共闘が成立する。立憲の票は共産だけでなく希維にも流れるだろう。
 すなわち、共産の票だけが行き先が読める票となる。

Jun 16, 2001 :道州制

社会を構成する各組織(会社とか省とか) がそれぞれ競い合うのは、全体が発展するためには必要不可欠なこと。

問題は、それが行きすぎて、全体はどうでも良くなってしまうこと。

それと、国が大きすぎると、社会に寄生するだけの「ぶら下がり」の人がどうしてもふえてしまう。1億2千万の国は大きすぎるので、道州制ぐらいがちょうど良い。外交防衛以外はすべてこの道州に分けたらよい。

例えば僕がもと働いた北陸州だが、4~5県の集合ぐらいで人口1千万くらいだから、欧州で言えば小国、マイステーツと皆が感じることが出来る。

ユナイテド・ステーツ・オブ・ニッポン。

10/21/2017

Jun 15, 2001 :封建制をおとしめる維新政府

江戸時代の藩というのは、封建時代のこととして今の教育では評価が少ないが、対する近世(中世封建制ののちナポレオンなど)の欧州諸国あるいは中国は四千年ずっとそうだが、(封建制ではない)中央集権の絶対王制があって、専制王が国民国家と称し、民衆を徴兵し戦争に明け暮れていた。

その時日本は、確かに鎖国ぼけはしていたが、300諸侯が幕藩体制の平和のもと、藩どうしが殖産興業あるいは学問の普及などを競いあっていた。その積み重ねが、明治維新後の坂を上る原動力になった。

隣の朝鮮は李氏朝鮮の絶対王制で、支配階級の両班制度の弊害があり、日本みたいな近代化の素地が不足していた。

中国は封建制が無く、科挙制度による官僚帝国が続き、易姓革命の連続そして異民族帝国の支配の動乱の歴史で、民族の力が疲弊した。

「封建制が悪い」という歴史教育は、明治政府が維新革命の正当性をPRするため、前時代の江戸期をわざとおとしめるための作り物だったと思う。

昭和の陸海軍の争いは薩長という藩同士の争いではなく、軍の官僚同士の単なるなわばり争いに過ぎないと思う。長州の児玉源太郎は同藩の山県を嫌い、薩の大山巌に心酔した。

10/19/2017

Jun 14, 2001 :犯罪の抑止がなくなる

宅間容疑者の殺人は精神病が原因でなかった。触法精神病患者が無罪になる対応を見越したものだった。

少年法の存在が、少年犯罪を助長しているのと同じ。

精神病患者あるいは少年の人権は大切だが、それだけしか主張されないと、おかしなことになる。

全然別だが、似ていると思うのは、戦前の軍隊のセクショナリズムだ。「日本の戦争」によると、海軍が戦争に反対しなかったのは、海軍予算が増え好都合だからと言う。それだけの理由で1年しかもたない対米戦に同意したというのだ。陸軍は陸軍で、蒋介石相手の戦争を講和したくなかったから、対米交渉に同意せず、両軍あわせて個別の要求が通って、日本全体が破滅に向かったとのことです。

今度の犯罪も先の戦争でも、日本という国は、個別の意見が通って全体が駄目になるという、おかしな国だと言うことでしょうか?

10/17/2017

Jun 13, 2001 :ダイオキシンのこと書き忘れた

ダイオキシンは旧式炉とか野焼き(家庭用焼却炉など)の燃焼環境がコントロールできない場合発生する。

ゴミに塩ビとかの塩素源が入ることも原因だが、食物残さなどにもあり、塩素での対策は不可能。燃焼温度を800度以上にし、排ガス処理施設のところでは200度以下にすることでDXNはほぼ発生しない。

今、平成14年の期限までの改修工事で各自治体で忙しい。

さらには、ガス化溶融炉というのがある。ゴミを蒸し焼きにして、出てきたガス分を理想燃焼させる仕組み。灰は、高温燃焼のため、ガラス状になって出てくる。再利用できない雑多なプラスティック類も無害に燃焼できる。折角分別したのにという奥様方の声が聞こえそう。

でも、不燃物でそのまま埋め立てするより、衛生的な灰にしてかさを減らし埋め立て地の寿命を延ばす方がよい。

10/15/2017

Jun 12, 2001 :リサイクルしてはいけない?

このテーマはゴミ問題(に出口なし)にも関係します。

出口は再資源化のためのリサイクルしかない。燃やして灰にして埋め立てても、狭い日本にもう埋めるところもない。

しかし、むやみにリサイクルしても不合理なこともある。リサイクルの常識を疑ってみることも必要、というのを、「リサイクルしてはいけない」と何かのまねをしたキャッチフレーズとなったのであろう。

一例ですが、再生紙の値段はバージンパルプを使った白紙に比べ少し高い。値段が高いということは、輸送費なり、処理費なり、をより浪費することになっているからだ。だから、この場合、古紙をリサイクルする方が資源の無駄遣いとなる、というもの。紙は燃やしてできれば熱回収した方がよいのでは、という問題提起をしている。

この理屈はおかしいことが証明されるのではないかと考えますが、皆さんはどうですか?
また、ほかに似たような格好の例はありますか?
ペットボトルは燃やした方がよい?溶鉱炉で還元剤(コークスの代わり)とする方法もあります。