10/23/2017

自民反自民だけの分析は遅れている

今回の総選挙で「反自民の票が分散した」から野党は敗北した、という分析があるが、それは根拠ないことだ。
 今回の選挙から三極構造になったと言われる。自公と希維(希望・維新)と立共(立憲・共産)とだ。希維と立共は別の考えで反自民となっている。たとえ、立共の思惑通り希維が立候補しなくて、自民と一対一の対立となっても、希維の票は全部が反自民票として立共に流れることはない。反立共票は自民に流れて、どちらが勝つかはわからない。
 立共の方では、最も極端な共産票は立憲にしか流れないので、そこでは(一方的)共闘が成立する。立憲の票は共産だけでなく希維にも流れるだろう。
 すなわち、共産の票だけが行き先が読める票となる。

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