10/25/2017

全野党共闘路線は歴史的に否定されている

小池代表が失言などで自滅した、としか総括されていないが、彼女は何を狙っていたかを分析しないと、今回の希望の党騒ぎがわかったことにはならない。

まずは、従来の枠組み護憲四党(民進、自由、社民、共産)の選挙協力で自公を過半数割れに追い込んでも、そのあとに、細川連立内閣的なものを設立したとしても続かないという歴史の教訓がある。だったら、自民党支持層に大きく手を突っ込んで第二保守党を目指す方が政権に近づく、と比較考量したのではないか?現に、東京都議会ではその方式で都民ファーストと公明で多数派を形成できた。

解党・合流しようとした民進党側の事情(前原代表)にしても、あるとき風に乗って民進党単独政権を樹立しても、党内での政策の違いの巾が大きすぎると、これも長続きしない、という民主党政権での教訓がある。だから、希望の党に集まる政治家の条件を厳しく審査(これを「選別・排除」という)せざるを得ない。
だから、なるべくしてなった結論ではないか?(以下は1993.7.18選挙結果勢力図)

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