4/14/2018

「セクハラ」とかたづけるな

 財務省福田事務次官の「セクハラ」は本人の悪い性癖からだろう。そのうえで

 「セクハラ」とかっこ付きで言うのは、被害の女性記者の場合、特殊な状況だからだ。下の写真(東京新聞記事中)にもあるとおり、この場合の女性(と支援者の女性)は弱い立場にはない。セクハラはパワハラの一環で男性上司から弱い立場の部下女性に対してなされる(ほかにも地位的な上下関係がある場合)。女性記者はセクハラ被害を再度回避するために、福田氏との会席などに欠席することができる(上下関係にない)。もちろん欠席には社の上司の許可は取る。それをわざわざ会席に出て、隠しマイクを仕掛け、週刊新潮を経由して公開する。これで「弱い人間」だろうか?むしろ、特ダネのためには身を犠牲にしてもがんばる職業女性だ。

 この記事の東京新聞には望月衣塑子記者が在籍する。彼女はこの記事も書いているが、官房長官記者会見では「勇ましく」菅長官へ執拗な質問を繰り返す。今回の女性記者は特定されていないが、望月記者のように「勇ましい」ことが想像される。

 セクハラ問題ではない、のではないか?

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