7/12/2011

全頭検査シンドローム(放射能牛)

 日本という国は一旦怪しいとなると徹底的に検査しないと治まらない。
 古くはBSEの疑いのある米国産牛肉の全頭検査だ。抽出検査でもある程度のことはわかるのだが、全数検査で時間も費用もかけ放題で、米国からは科学的でないと指摘を受ける始末。
 今回は、放射性セシウムがエサ経由で牛肉から検出された。これは生牛では検出できず、食肉全部を検査するのは莫大な手間がかかると、厚生労働省は頭をかかえる。いずれも、絶対食べてはならないという、急性毒ではない。累積摂取量が問題となるので、他の野菜、魚類と同じく抽出調査で十分だ。共通する「牛肉」というのが国民的神経を逆なでするのだろうか?ユッケの大腸菌で死亡した例もあった。これは急性のものだ。

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